オリジナル へのこだわり

昨日の日記の続きになるのだが。

私はこのブログでのプロフィール写真の欄には私が最も好きなレコードのジャケットを使用している The Rolling Stones の Beggars Banquet だ。他にもツイッターやインスタグラムもやっていて、そちらは私の趣味に関連するものやネットで見つけた面白そうな写真だったり、著作権には引っ掛かりそうもないネット上での拾い物を使っている。

 私の相方もインスタグラムをしているのだがそこにはどうにも冴えないつまらない写真が使われているのでもっと見栄えのする写真に替えてはどうかと提案したのだが、どうやら彼女はずいぶんと前からその写真について悩んでいるようであった。

 先日ホエールウォッチングに行った時も一生懸命写真を撮っていたし家に帰ってからもその写真を眺めていた。しかし所詮はスマホで撮った写真、ロクなものがない。私は

『クジラの写真ならネット上にいくらでもあるから適当なのを使えば?』

と提案したのだが彼女は自分で撮った写真でないとダメだという。

 おそらくきっとこういう所が芸術家気質なのだろう。ことアートと名がつくものに関しては異様なほどオリジナルにこだわる。以前なにげなく言っていたことを覚えているが、もし他の者の作品をパクッたとすると表現者としての存在意義がなくなってしまうということらしい。たとえインスタのアイコン1つでもそういうことらしい。

 言っていることの正当性は理解できるのだが、しょっちゅうパクリ物を使っている私としてはどうにも面倒くさく感じてしまう。

 

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パクリ物