ステッカー
若い頃はステッカーというものがあまり好きではなく自分の持ち物にステッカーを貼るということはほとんどなかった。昭和の終わり頃、私の住む大阪ではFMラジオ局のキャンペーンで多くの車がバンパーステッカーを貼っていたが私は見向きもしなかった。
それがどういうワケか近頃ではステッカーが大好きで行く先々でステッカーを物色し気に入った物を見つけたら購入して自分の持ち物に張り付けている。いちばん多いのはスーツケース、次にクルマ、そして手帳などだ。
それがカッコ良いかといわれれば間違いなく格好悪い。ましてやそれを持っているのが50代のオヤジだとしたら格好悪さも3倍増しだ。しかし、それでいい。
近頃まわりの目が気にならなくなってきた。自分の着たい服を着て持ちたいものを持てばいいのだ。まだまだ勇気が足りないことも多いけど、私のような小市民はこういうところから始めていかないとなかなか自由になれないのだ。自由に生きるための訓練としてステッカーいっぱい貼り続けます。。