車に撥ねられた
昨日、歩道も無い一方通行の細い道路を歩いていた。一応道路の左端には路側帯の白線があり私はその白線の中(壁際)を歩いていた。
突然右の前腕部に強い衝撃を受け前のめりに倒れた、道路に四つん這いになりながら前を見ると右前方にクルマがいて徐行していた。私は瞬時に車にはねられたことを理解し、そしてその車の運転手は停止することなく徐行しながら私の様子を伺っているのだ。私はすぐさま立ち上がり『まてー!』と大声を上げ、そして更に前方にいる自転車に乗った男性に『その車を止めて!!』とお願いした。
自転車に乗った男性は身を挺してその車を止めてくれ、運転手は観念したのか車から降りてきた。その後は通常の事故処理である。救急車を呼ばせて病院に運ばれレントゲンに腹部エコー。幸い骨折はしておらず腹部内の出血もなかったので命に別状はないということで家に帰された。
今日は朝から整形外科に行っての診察と午後から警察となにかと忙しい。
しかしいったいどういうことなんだろう。交通事故で救急搬送されるのはこれで5回目だ。こう聞くとまるで当たり屋のようだが過失割合で言うと
1回目 8:2
2回目 10:0
3回目 10:0
4回目 10:0
5回目 10:0 (今回)
もちろん過失の少ない方が私だ。
日頃の行いや前世の行いが悪かったとか、そんな理由しか思い浮かばない。。
胡散臭いおっさん
昨日のニュースであるが、ミュージシャンでもあり俳優のピエール瀧が逮捕されたとの報道があった。ネットでの記事やテレビでは色んな人からの声を載せておりその中で
『人柄のよさそうな人だったのに、信じられない』とか『好感度の高い俳優さんなのでショックです』といったコメントが多く寄せられていた。
ほんとか?
私は前から思っていた。胡散臭いおっさんだな~と。
今回のニュースを見てもこう思った
『あー、いかにもヤッてそう~!!』
そもそもテクノミュージックにドラッグは付き物だしね。
ちなみにこのピエール瀧、ウィキペディアによると1967年生まれとのこと。
私と同い年だ・・・。
事件とは関係ないけれど、こんな記事も見つけました。
オリジナル へのこだわり
昨日の日記の続きになるのだが。
私はこのブログでのプロフィール写真の欄には私が最も好きなレコードのジャケットを使用している The Rolling Stones の Beggars Banquet だ。他にもツイッターやインスタグラムもやっていて、そちらは私の趣味に関連するものやネットで見つけた面白そうな写真だったり、著作権には引っ掛かりそうもないネット上での拾い物を使っている。
私の相方もインスタグラムをしているのだがそこにはどうにも冴えないつまらない写真が使われているのでもっと見栄えのする写真に替えてはどうかと提案したのだが、どうやら彼女はずいぶんと前からその写真について悩んでいるようであった。
先日ホエールウォッチングに行った時も一生懸命写真を撮っていたし家に帰ってからもその写真を眺めていた。しかし所詮はスマホで撮った写真、ロクなものがない。私は
『クジラの写真ならネット上にいくらでもあるから適当なのを使えば?』
と提案したのだが彼女は自分で撮った写真でないとダメだという。
おそらくきっとこういう所が芸術家気質なのだろう。ことアートと名がつくものに関しては異様なほどオリジナルにこだわる。以前なにげなく言っていたことを覚えているが、もし他の者の作品をパクッたとすると表現者としての存在意義がなくなってしまうということらしい。たとえインスタのアイコン1つでもそういうことらしい。
言っていることの正当性は理解できるのだが、しょっちゅうパクリ物を使っている私としてはどうにも面倒くさく感じてしまう。
絵画教室
近頃、絵を習っている。
絵の師匠は私の相方である。
なぜまた絵を習い始めたのかというと幾つか理由があって、まず酒を飲む回数が減ったこと。夜、酒を飲まずに家にいると自由になる時間が多く元々テレビ好きでもないのでなにか有意義な時間の過ごし方は無いかと考えた結果だ。
2つ目は子供のころから絵が下手でコンプレックスを持っていたこと。絵を書くのは苦手なくせに学生のころ友人の父が梅田のナビオギャラリーの会員で年に数回、巨匠といわれるような画家の有名な絵を見る機会があり、それなりに知識はあったし目も肥えていたこと。
3つ目に私の相方(妻)が芸大 出で身近に先生になりうる存在がいたということだ。
始めは軽い気持ちで絵の描き方を教えて欲しいと頼んだところ、なんとなく手本を書き始めてくれて、それがスグに終わるのかと思いきやなかなか終わらず
『まぁ、こんな感じで・・・』
と言いながらどんどん書き込んでいった。それをボーッと見ていても退屈なので私もそれに続いて書き始めたが、私はスグに書きあがってしまうのに比べて彼女は1つの絵を延々と書き込み続け、いうなればその作業を永遠にでも続けられそうな雰囲気だった。
私の絵を見せて何かアドバイスをくれといっても彼女の答えはいつもこうだ
『対象をよく見て、ある物をあるがままに・・・。』
そんなことを言いながらひたすら自分の絵に手を加えていく。
私は普通の4年生大学の経済学部というこれまたありふれた学部を卒業しているので芸大の話を聞くととても新鮮で刺激的である。彼女が通っていたのは公立の大学であるにも関わらず入学試験で重きを占めるのはデッサンだったらしい。そのため高校3年生の時には美術系の予備校に通いひたすらデッサンの練習をしていたらしい。
今までデッサンの題材として出されたもので一番難しかった物はと訊ねると彫刻像
を透明のビニール袋に入れたものの陰影と遠近を表現することだったと、私が聞いたら気が遠くなるような話を聞かせてくれた。
彼女は国のお金で美術の勉強をさせてもらったにも関わらず今は美術とは関係ない仕事に就いている。美術の世界から離れてずいぶんと時間が経つが、それでもときどきフッと一時はその道を志した人間の気配のようなものを感じさせる。
ちなみにこれ、私が書いてみたものです。絵の感想は必要ありませんので、あしからず。。
負け・・・ なのか?
自営業者とか個人事業主と呼ばれている者の多くは2月から3月にかけて大きな仕事があって、それが終われば一息つくことができる。私もその例に漏れず自営業者になってからは正月でさえ休みらしい休みを取らずに働き、ようやくこの時期にまとまった休みを取るようにしている。
私の相方もそのことを覚えていてこの時期に旅行のプランなどを立てることが多い。そして、なにぶん私はこの次期は忙しいので計画はすべて相方任せになってしまう。
以前に彼女から聞いたことがあったのだが、彼女は大のハワイ好きで過去に3度もハワイにいったことがあるらしい。ハワイの何がそんなに良いのかと訊ねても本人すらよく分からないようで私を納得させるだけの答えが返ってきたことはなかった。
彼女は若い頃から旅行が好きでかれこれ10以上の海外の都市に行っているのだがその中で複数回行ったことがあるのはハワイだけと言うことなのでよっぽどハワイを気に入っているのだろ。
1月の中頃、「またハワイに行きたい」とか「飛行機のチケット買ってもいい?」と言われたとき適当に生返事をした記憶はある。しかし、正式にハワイに行くと聞かされたのは出発の3日前だった。一仕事終わって少し気が抜けたところでまた海外に行くということで改めて気を入れなおした。
何回行っても海外旅行というのは緊張するし行く前にはそれなりに気合を入れるようにしている。荷造りなんかはぜんぶ彼女に任せたがそれでも緊張感を持って旅に出た。が、しかし・・・。
なんだここ? 空港で気付いたけど、観光客の8割くらいが日本人だ。街にでても半数近くの人がカタコトの日本語を話す。なるほど、たしかに思っていた通りだ。ここならジイサンになってからでもゼンゼン平気だ。
ハワイに行ったら負け、若い頃は若いうちにしか出来ない旅をしよう。
この考えは正しかった。 ただしかし、私、今年で52才なんです。もう負けでもいいですよね?
ちなみに同じ時期、20才の私の姪っ子は春休みを利用してカンボジア独り旅に出発しました。アンコールワット見に行くんだって。。
胡散臭いオッサン
私は自営業者である。仕事のときスーツや作業服を着るワケではないので平日も休日もほぼ同じ格好で過ごしている。他の人からみれば平日の昼間っからブラブラして何をしているのか得体のしれない胡散臭いオッサンだと見られているのは分かっているし、その事に引け目を感じながら日々生きている。
そんな私が昨日、早々に書類を仕上げ地元の税務署に確定申告の書類を持って行った。それもママチャリに乗っていったので胡散臭さ全開だ。
そもそもクルマで行けば良いだけの話だが、どうにもお金の計算をした後のことで変な節約マインドに支配された私は駐車場の料金なんかを気にして自転車で行ったというワケである。
私の住む街は政令指定都市であり、こんな早い時期にも関わらず税務署前には列ができるほど多くの人が書類の提出や相談に訪れていた。そして建物に入った瞬間に私の目に飛び込んできたのは私と同じような胡散臭いオッサンの群れだった。
平日の真昼間だというのに、仕事をしているのか遊んでいるのかの区別がつかないようなオッサンばかりがそこに並んでいる。
変な仲間意識とちょっとした居心地の良さを感じた平成最後の確定申告であった。。