おじいの生活

若い頃は宵っ張りで深夜まで遊び歩いたり家にいても意味もなくダラダラとネットなんぞをして1時、2時頃まで過ごしていた私も年を取るとなぜか朝型生活者になりつつある。すっかり中高年の仲間入りだ。

私の1日はだいたい朝6時起床、軽い朝食の後 7時からランニングといった感じで始まる。近頃ではもっぱら歩いている方が多いのでウォーキングといった方がよいくらいだが。
そして帰宅してから洗濯機を回しつつシャワー。本格的な朝食という風に進んでいく。

ここまで聞けば優雅な1日の始まりを想像される方も多いだろうが、実際の所は優雅などとは似てもにつかない生活だ。まずこの季節なら朝はとんでもなく寒い。その寒さに負けないようにコロッコロに着ぶくれした状態で家を出る。走ったりして体温が上がると汗をかいてその後 寒くなるのでなるべく汗をかかない程度のスピードを調整しつつ走ったり歩いたり。公園の地道では路面が凍結していて滑って転びそうになったり。

帰宅すると汗ばんでいるのに身体は芯まで冷えていてガタガタと震えながらシャワーを浴びる。温水で少しくらい暖まってもそれは皮膚だけで温かいものを摂ろうと思い朝食はほぼ毎日インスタントラーメン。そうして一心地ついてから洗濯物をベランダに干し終わるとようやく朝の儀式が終了である。

こんなことしてると夜はだいたい10時頃にはウトウトしはじめ、11時までにはすっかり夢の中なのである。こんな生活ぜんぜん有意義には思えないけど、それでもやっぱり早朝の空気とか風景って他に代え難いものありますよ。