そう、今日はクリスマスである。そして昨日はクリスマスイヴであった。
昨日は無性に油物のクチになっていたのでフライドチキンをスーパーの総菜コーナーで購入し、妻と2人でビールを飲みながら大量に食べた。そして、なんでそんなに鶏ばっかり食べるのかと聞かれると、それはもう労働者階級の日本人ゆえの性としか答えようがないのだが今夜は鶏モモの照り焼きである。先ほど、昨日と同じスーパーに行って最も安いシャンパンと一緒に購入してきた。
スーパーで買い物するときは今回のようなイベントの品を除きなるべく見切り品から購入するように心がけている。本日も鶏の照り焼きとシャンパンをカゴに入れた後、見切り品コーナーに行き何か良い品はないかと物色していた。その時、私の隣には高齢の小柄な女性が同じように値引きされた品を見ていた。
私はその後、私はお菓子コーナーへ行き、調味料コーナーへ行き、その次に野菜売り場に行った時にそのお婆ちゃんは値引きされた野菜を選んでいた。そして次にそのお婆ちゃんに会ったのは値引きされた果物売り場であった。
私の家系が裕福というワケではないが、私の母も、おそらく義理の母も見切り品コーナーで食材を選ぶといったことは少ないと思う。また、スーパーの見切り品コーナーで高齢の女性を見かけることも過去には少なかったと思う。なので今日のお婆ちゃんがやけに気になったのだ。
私の母などはハッキリと言う。食べ物くらいはケチケチしたくないと。言っていることは理由は理解できる。８０歳を過ぎた高齢の女性が食べるぶんの食材などたかだか知れて量だ。そんな所まで節約したくないということだろう。
しかし、近頃の世の中は変わってしまったのだろうか。物価の高騰で高齢の女性が年の瀬に、少しでも安い食材をと見切り品コーナーを物色する程に。だとしたら、これは由々しき事態である。石破さんや小泉さんはこういったことにもっと目を向けて欲しい。
私が若かった頃、大人や老人はよく言っていた。「世の中は変わったよ」と。いよいよ私もそんなことを考える年齢になったのだろうか。
さてさて、そんなことはさておき。今日はクリスマス。世界の情勢を見ていると世の中に絶望することばっかりですが、とにかく今日はクリスマス。普段は寺や神社にお参りする私にとっても今日はクリスマスです。鶏食ってシャンパン飲も。。
