愛国心

私は日本製のクルマに乗っている。吸うタバコの銘柄も国産だし食品もなるべく国産、買い物はなるべく国産品にと心がけている。これが私のささやかな愛国心なのである。

製品としての質や性能が同じで価格差が1割未満であれば国産品を選ぶようにしている。何故そうするのかというと、私がその製品を買ったことによって製造者は多少なりとも潤うはずである。どうせ利益をもたらしてやるのなら遠く離れた国に住む人よりは自分の近くの人を潤わせてやりたいと思う。そしてそれは巡り巡って自分にも利益をもたらすからだ。

中国やアメリカ、ヨーロッパの経済が良くなればいずれその恩恵は日本経済にも波及するのであろうがそれよりももっと手っ取り早くトヨタやJTを儲けさしてやればトヨタやJTの社員の給料も上がりそれが私の仕事へと波及してくるだろう。

シャツを1枚買うとき、中国製は3980円で国産が4300円ならば国産品を買う。この程度のことでも大切なことだと私は思っている。

日本政府としてはこういったことを表だって国民につたえることは出来ないのかも知れないが、もし民の多くが私と同じようなことを考えてそれを実行すれば日本経済は確実に良くなるし増税の必要もなくなるだろう。