A子ちゃん

15年来の友人であり、ひとつの布団で寝ても決して間違いを起こすことのない女友達のAちゃん32才。女の子と呼べない年頃になっていく年月。そんなAちゃんに身に変化があった。

以前、真面目に日記を更新していた頃はよく文中に登場し、一時期はAちゃんのファンだと言い出す読者もあったのだが、日記の更新が止まってしまっては彼女のその後を知るものはないはずだ。

さてAちゃん。現在妊娠中で予定日は7月であるらしい。出来ちゃった婚ではあるものの無事に結婚の挨拶を双方の親にも済ませた。(籍はまだ入れてないらしいが)。そして現在は旦那さまとの新婚生活を満喫中である。あんなAちゃんでも人並みな幸せを得られたことは友人として喜ばしく、そして感慨深い。

Aちゃんも人並みの幸せを得たのだから私のような悪友とは縁を切って新婚生活と今後の子育てに専念すれば良いと思うのだが、それでもしょっちゅう私に電話をしてきては馬鹿な話ばかりしている。ちなみに今日も昼過ぎに電話が掛かってきてこんな会話をした。



Aちゃん『あぁ〜、ビールが飲みたい! 飲みたくてたまらんわ〜!!』

ねあん『どうせ仕事もせず昼間っからゴロゴロしてるんやから遠慮無く飲めよ』

Aちゃん『いや〜、やっぱりそれは妊婦としてアカンやろ』

ねあん『えっ、妊娠中って飲んだらアカンの?』

Aちゃん『当たり前やろ〜!』



馬鹿の悪友というのはどんな境遇になろうが、幾つ年を取ろうがあまり変化はないようである。。