芸術の冬

 1年近くに渡って続くこのコロナ禍で私はかってないほど多くの映画を見、本を読み、漫画を読んだ。おそらく普段の年の5倍程度は映画、本、漫画に触れたのではないだろうか。そう考えるとコロナ禍での生活も悪いものではない。

 さてさて、昨年初め頃から楽しみにしていた催しものがあったのだが、その後のロックダウンや自粛要請、コロナウイルスの得体の知れない薄気味悪さから先延ばしにしていたがとうとう終わりが近づいて来たので意を決して(?)2つの美術展に出かけて来た。

 1つは先週「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」へ。そしてもう1つは昨日「バンクシー展 天才か反逆者か」へ行ってきた。

 どちらも関東で先行展示されたものでその後、大阪での展示となっている。両方共にわざわざ説明する必要もない程のものなのでリンクだけを張っておく。

 

 


 バンクシーは存命の最も有名なアーティストであり、ロンドンナショナルギャラリー展の方も核となる展示物は近代から現代アートといわれる年代のものである。私ごとき者にどの程度作品の価値が理解できるのか怪しいものであるが、それでもゆっくりと時間をかけて楽しんできた。作品の感想を述べることは避けさせてもらうが、今一番旬なアーティスト「バンクシー」はやはり凄いし、名画の誉れ高き「ゴッホのひまわり」「ルノアールの水連」を直に見る機会に恵まれたことは幸せなことだ。少々値が張るのが欠点だが、こうした美術展が自宅から近い場所で開催されることには感謝である。

 

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