コンプレックス

 なにかに対してコンプレックスを持つということは若さゆえの病だと、ずっとそう思っていた。しかし実際はそうではないということを身をもって感じる。今の私は50才を超えて尚 多くのコンプレックスを抱えて生きている。
 たとえば今年の4月から通い始めた英会話教室。この教室での講師は23才のアメリカ人女性だ。そしてこのアメリカ人女性に対して今までに感じたことのないほどの大きなコンプレックスを感じてしまう。
日本人がアメリカ人に対して持つコンプレックス。その国力の差もあれば容姿に対するコンプレックスもある。私はもう人生の後半に入っているが彼女の人生は前途洋々としたものだろう。そして中年のオヤジと若い女性という存在感の優劣。そして教師と生徒という立場・・・・。 ほんとうに何一つ勝ったところが無いように感じる。
 実際の所はそんなことはなくて私の方が優れているところがあるはずなのだが、どう頑張ってもそう思えないということがコンプレックスとか劣等感と呼ばれるものなのだろう。
まぁ、そのおかげで必要以上に予習復習をしていくので英会話の上達は他の生徒よりずいぶんと早いようだ(笑)


https://youtu.be/XFkzRNyygfk