ネットの世界で日記を載せはじめたのは今から15年以上も前のことだ。
その後ブログに移行し、だんだんと更新頻度が下がり・・・。 近頃またこのブログにも力を入れているが、実は別にいくつか日記を書いている。
そのうちの1つは机に向かい紙のノートに書いている日記だ。ノート自体はどこにでも売っている一番安い30ページの物で、2015年6月からはじめもう5冊目に入っている。毎日書くワケではないが1週間以上間隔があくこともない。
なにゆえこのデジタル時代に手書きのノートなどという手間の掛かることを始めたのかというと、それは大方の予想に違わず漢字を忘れないようにと文字の綺麗さを取り戻すためだ。
もともと小学生の頃から苦手だった漢字はパソコン全盛の世になるとますます忘れてゆき、小学校低学年レベルの漢字でさえ思い出せないことが多くなった。文字自体ももともと乱筆だったものが字を書かなくなると手先が不器用になったのか更に汚い字となった。
役所や銀行、結婚式の受付など人前で字を書く機会というのはそれなりに多い。そんなとき汚い字を晒すのは恥ずかしい。
今さら習字を習おうとまでは思わないが、せめて必要最低限の漢字はスラスラと書けるようにしておきたいし、少しばかりの文字を書いて手が痛くなってしまうような情けないことにならないように。そんな思いから手書きの日記をつけはじめたのである。
漢字はなかなか思い出せないけど、文字はなかなか学生時代ほど上手くかけないけど、それでも近頃は数行書いて手が痛くなるようなことはなくなったよ。