黒い心

他人を妬んだり憎んだりするのは良くないことというのは知っている。そんなモノは何ら生産的でないし得る物など何もない。それくらいのことは分かっているはずなのに、どうにもそういった負の感情が抑えられない時がある。ちなみに今がそれだ。

元来私にはそういった負の感情は少ないものだと思っていた。しかし今回は数カ月にわたって負の感情に心を支配され続けている。時には我に返り自分はなんてことを考えているのだと恐ろしくなる事すらある。いや、どちらかというと本来の自分を保っている時間の方が長くて、あることを切っ掛けに負の感情が深く私の心を覆ってしまうのだ。

自分でもどうしていいのか分からない。いっそのこと神仏にでも頼ってみようかと考えたこともあった。神仏に頼るといってもそれほど大きなことではなく、家の中のわりとよく目に付く場所に神棚を飾るとかその程度の事だが、それでも神様が常に自分を見ていると思えばそれ程大きく道から外れるようなことも出来ないだろう。

今までの人生の中で何度か性格的に合わない人と出会ったこともあるし、人から酷い目に遭わされたこともあった。しかしその都度何とか自分の中で折り合いを付けてやってきたはずなのに、今回はかなりの長期間に渡ってドス黒い雲に覆われたように私の心が曇っている。

これは良くない。相手にとってはもちろんのこと、自分にとっても絶対に良くないことだ。実のところそういった負の感情に心を奪われてしまわぬようにと今日の日記にそのことを記しているのだ。

そういえば、映画「スパイダーマン」の中にもスパイダーマンが黒い心に覆われてしまう話があったな・・・・。 あれはどういう結末だったかな? 今から少しネットで調べてみよう。もしかしたら参考になるかもしれないし。
あっ、そうそう! そういえば阪神タイガースの外国人マット・マートンは敬虔なクリスチャンで、ヒーローインタビューの時に『神様は私の力で〜す』と言ってたな。やっぱり宗教は有効なのかな・・・・。