エコドライブレポート

私が乗っているクルマのカーナビには走行状態を記録する機能が付いている。後でそのデータをPCに取り込みエコなドライブが出来ているかどうか分析するのである。私もその機能を使って自分の運転が地球に優しいのかどうか調べてみた。(この地球に優しいという言葉自体が変で、実のところお財布に優しいかどうかなのであるが)

分析の結果が下の表である。
発進の仕方には改善の余地があるが、まぁそれほど悪くはない。気になったのは2番目の「アイドリング率」である。このグラフで見るとエンジンが掛かっている時間の実に1/3がアイドリングとなっている。クルマを停めたまま暖機運転をするなどということもないので、このアイドリング時間というのは主に信号待ちと渋滞ということになる。信号ではよく止まっているが、まさかこれほどだったとは知らなかった。
3番の一定走行率というのは、高速道路の利用もあり一概にはいえないが、大まかには
20秒掛けて加速し、1分半の定速走行、そして4秒掛けて停まるということになる。
これも改善の余地があり、信号などで止まるときはもっと早めにアクセルをオフにした方が良さそうだ。

こうして結果を見てみるとやはり気になるのがアイドリング率である。地方の信号が少ない地域ならクルマの燃費はもっと良いのだろうか。以前、国土交通省が温室ガス排出削減のために道路を整備し高速道路網の充実を図るということをいっていて、私はそれを聞いて『なにをバカなこと言ってるんだ、時代錯誤も甚だしい。どうせ本音は道路族からの圧力や公共投資を減らしたくないということだろ!』と思っていたが、こうして数値を目の当たりにしてみると官僚の言っていたことの方が正しいと分かる。

まだこの機能を使い出して日が浅く、それ故データの信憑性が低いが、これから継続して続けていくことでもっと正確なデータが取れることだろう。