ばらまき

10月の末、エコポイントが半減される前にと家電を大人買いした。内訳はテレビ2台と冷蔵庫、エアコンの計4点である。テレビと冷蔵庫はスグに来たのだがエアコンは工事の関係で12月の始め頃に我が家にやってきた。テレビと冷蔵庫はスグにエコポイントの申請だけをして商品交換を行わず、エコポイントを貯めておくことにした。そして先日エアコンのエコポイントを申請し、しずれは全部まとめて商品に換えて貰おうと思っている。

多くの人がエコポイント申請の経験がおありだと思うが、これって結構面倒臭いですよね?保証書をコピーしたり、レシートを貼り付けたり・・・。3件申請しようと思ったら1時間近く掛かりました。だけどコレをすることによって5万円以上の商品が貰えるんだからと頑張りました。で、申請が終わって思ったこと

 これって、ものすごいバラマキだよな〜・・・

エコポイントは申請の数も多くて実際に商品が送られてくるのは半年ほど先になるという話しも聞きました。ということは受け付けている側もかなり忙しく人員もそれなりに多く雇っているはず。消費者に手間をとらせ、国も人件費などを使って、そして1人1人に商品が届くワケです。そんなことするよりもメーカーか家電店に販売数量に応じてお金を渡すとか、極端な話しエコ商品を作っているメーカーに国が援助することによってその分は商品の価格に反映され消費者に還元されるはず。もっといえば、メーカーを援助すればその事によって研究開発費が潤滑になり良い商品ができて消費者は利益を得られるしメーカーも国際競争力が付くはずだ。

では、何故メーカーや家電店に直接お金を渡すということをしないのかというと、それは国民1人1人に直接物品を渡して政府に感謝させるということが目的であるとしか考えられない。確かエコポイントが決まったときの総理大臣は麻生さんだったと思うんだけど、国民に物品をばらまいて感謝させ自民党への票を増やそうと考えたのだろう。

まぁ、私は日々生活苦に喘いでますからね、ちゃんと申請してちゃんと受け取りますけど。コレってかなり酷い政策ですよね。。