母のことが嫌いだ。
こんなヤツ早く死んでしまえばいいのにと思うくらい母のことが嫌いだ。
それなのに、約1年ぶりに母と会い話しをすることが出来てうれしかった。
今までの人生、母との間には実に多くの事があった。悪いことも良いことも。
どちらかというと恨みの方が強いと思う。
父は20年前に亡くした。
母とはこの数年、ロクにクチもきいていなかった。
そしてずっと心配していた。 このまま仲違いしたまま母が死んでしまうのではないかと。
大晦日の晩、紅白歌合戦を見ていた。宇多田ヒカルが出て『花束を君に』を歌った。
この曲は宇多田ヒカルが母に捧げた曲らしい。
この曲を聴くと涙がとまらなくなる。
花束を君に贈ろう
愛おしい人 愛おしい人
どんな言葉並べても
真実にはならないから
・・・・・
言いたいこと 言いたいこと
きっと山ほどあるけど
神様しか知らないまま
今日は贈ろう 涙色の花束を君に
ここ数年、ほぼ毎日 晩メシの時 頭をよぎっていた
母は今日も独りでメシを食っているのかな・・・ と。
本当に久しぶりに、約1年ぶりに母と一緒に食事をすることが出来て良かった。。