節電の夏

昨日は長い時間外にいたのですっかり熱にやられてしまった。この季節、気温そのものよりも日差しの強さが厳しい。例年ならば仕事の外回りも建物の中に入るたびに寒いほどの冷気で身体を冷やしリフレッシュしてまた外に出て行けるのだが、今年はどこの会社も節電のためかエアコンの設定温度が高めである。なので熱を持ってしまった身体を冷やすことなく、また暑い外へ出て行かねばならない。我社も世間の例にもれずエアコンの設定温度は28度となっていて、社内にいても汗をかくほど暑い思いをしている。

この夏、我が国は電力が足らなくて電力会社は節電を呼びかけている。しかしこれは、これほど筋の通らない話は無いと私は感じるのである。私たち電気の利用者は今まで電気代が高くても安くても一切文句も言わずに電気代を払い続けてきたのだ。私なんぞは40数年も電力会社から電気を買い続けてきた。こんな良い客はいないはずだ。
普通の商売であれば値段やサービスが悪ければ客に文句を言われるだろうし、中には安いときだけ買って高くなるとよその店に買いに行くという顧客も存在する。にもかかわらず品切れを起こしてしまうと平身低頭謝っているではないか。

つまり私が言いたいのは、電力が足らないのなら自分たちで何とか都合を付けて顧客に迷惑をかけないように用意しろということなのだ。そして、本当に電気という商品が品薄であるならば企業の者はもっと平身低頭、心から謝罪しろということなのである。

ちなみに、夜の電力は余っているそうなので自宅に帰ってからはエアコンの設定温度は例年同様、快適に過ごさせてもらってます。
これって、いいんですよね?


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